今回の画像は、南国交通の1167です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2011年頃に南国交通にやってきたと思われるいすゞ・LVシャーシの西工B-Ⅱ(96MC)です。撮影時は鹿児島駅前始発で天文館・鹿児島中央駅・田上・西郷団地経由の大峯団地行き15番で使用されていました。この車輌は高槻市交通部からの移籍車で、同部からの移籍車は南国交通にも複数台移籍しています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっており、前面・側面に広告ラッピング等はされていません。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、移籍当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。日本バス協会の会員証は中ドア横の窓部分に貼られています。