今回の画像は、鹿児島市交通局の833です。
装着されている「鹿児島22ナンバー」等から判断すると、1996年式だと思われる日産ディーゼル・UAシャーシの富士重工7Eです。撮影時は市役所前始発で天文館・中草牟田・伊敷町・伊敷団地経由の緑ヶ丘団地行き24番線で使用されていました。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっており、前面には広告枠も設けられています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓はメトロ窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。前面窓が1枚窓になっているのもこの頃の鹿児島市営バスの車輌の特徴でしょうか。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。日本バス協会の会員証については前ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。