今回の画像は、鹿児島交通の996です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2009年頃に鹿児島交通にやって来たと思われるいすゞ・キュービックです。撮影時は金生町始発で天文館・鹿児島中央駅・谷山駅前・伊作峠・伊作経由の加世田行き準急便で使用されていたようです。この車輌は国際興業からの移籍車で、いわさきグループには同社からの移籍車が多く在籍しています。
カラーリングは白色ベースにカラフルな椰子の木が散りばめられた鹿児島交通の一般路線車の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、移籍当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は青色系のモケットのローバックシートが採用されているようです。