今回の画像は、徳島バスの３７３です。
装着されている「徳島22ナンバー」等から判断すると、1996年式だと思われるいすゞ・LRです。撮影時は秋田町・南昭和町・文理大学前・山城町を経由してふれあい健康館方面に向かう南部循環線左回り33番で使用されていました。この車輌は徳島市交通局が導入したものですが、路線の委託に伴い、徳島バスに移籍しています。
導入当初のカラーリングは徳島市営バスの一般路線用の標準塗装でしたが、移籍後に委託路線用の塗装に塗り替えられています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。中ドア下部には明かり窓も設けられています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2＋2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには緑色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証は前ドア横の窓部分に貼られています。
