今回の画像は、三州自動車の1029です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2009年頃に鹿児島にやってきたと思われるいすゞ・キュービックです。撮影時は牧之原十文字始発で検校橋・加治木団地・帖佐・重富・鹿児島駅前・天文館経由の鹿児島中央駅行き急行で使用されていました。この車輌は国際興業からの移籍車のようで、いわさきグループには同社からの移籍車が多く在籍しています。
カラーリングは白色ベースにカラフルな椰子の木が散りばめられた一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、撮影時は側面の方向幕は社名表示になっていました。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は青色系のモケットのローバックシートが採用されているようです。日本バス協会の会員証は側面窓に貼られているのが確認できます。