今回の画像は、長崎県交通局の0S14です。
局番及び装着されている「長崎200ナンバー」等から判断すると、1998年式で県営バスには2010年頃にやってきたと思われるいすゞ・キュービックで、矢上営業所に所属しているようです。撮影時は長崎駅前南口始発で大波止・中央橋・芒塚・矢上経由のガーデンシティ行きで使用されていました。この車輌は横浜市交通局からの移籍車のようです。
カラーリングは赤色ベースの一般路線用の標準塗装になっており、側面には県営バスマスコットのポポルも描かれています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、横浜市営バス在籍時の側面の行き先表示は前ドア直後に設置されていましたが、移籍時に現在の位置に移設されています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については前ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。