今回の画像は、岡山電気軌道の971です。
社番及び装着されている「岡山200ナンバー」等から判断すると、1999年式だと思われる三菱ふそう・MPシャーシの西工B-Ⅱ(96MC)で、津高営業所に所属しているようです。撮影時は岡山駅始発で天満屋・番町口・御野校前・岡大西門経由の妙善寺行き17番で使用されていました。MP+西工の組み合わせは58MCでは岡電は多く導入していましたが、96MCでは僅か2台のみが導入されています。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっており、広告ラッピング等はされていません。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は銀サッシの逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については前ドア横の腰部に貼られているのが確認できます。