今回の画像は、大分交通のOH500です。
装着されている「大分22ナンバー」より1986年に導入されたと思われる9m級のブルーリボンで、大分営業所に所属しています。1986年式ということで、大分交通の中では最古参の車輌だと思われます。なので次に新車が入れば、廃車されてしまう可能性が高そうです。
その為か、大分交通では一般路線車の行き先表示のLED化が進んでいますけど、この車輌は方向幕のままで活躍しています。廃車が遠くないということで、方向幕のままの方が良いという判断でしょうか。因みに、これを撮影した日に私が大分市内で見た大分交通の一般路線用車輌で行き先表示が方向幕だったのはこの車輌だけだったと思います。
行き先表示の方向幕は3面に設置されており、側面の方向幕は中ドアの横の腰部に設置されています。ドアについては前ドア・中ドア共に2枚折戸の組み合わせになっており、側面窓はすべて銀色の2段サッシが採用されています。床はツーステップで、2+2列が中心の座席配置の車内はハイバックシートが並んでいるようです。