今回の画像は、岡山電気軌道の511です。
2008年に導入されたエアロスターで、岡南営業所に所属しています。今のところ岡電バスの一般路線用車輌の中では最新のグループで、同時期に511~513の計3台が導入されています。この3台は511と512が岡南(営)、513が津高(営)にそれぞれ配属されています。
塗装は両備グループのデザイン顧問である水戸岡鋭治さんがデザインした現行塗装になっており、シンプルな印象を受けます。床はワンステップで、中ドアには岡電バスでお馴染みの4枚折戸が採用されています。最近は大型のワンステップ車でも中ドアは引き戸が標準なので、4枚折戸の採用はちょっと珍しいでしょうか。行き先表示のLEDは3面に設置されており、側面のLEDは岡電では標準的なフリーパターン式が採用されています。
車内は最前列は1+1列、最前列を除く中ドアより前は1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。座席のモケットは青色系のものが採用されており、シート自体もハイバック式になっています。オレンジ色のHarecaのステッカーは貼られていませんけど、Harecaも使えるようになっています。もう岡電では全路線でHarecaが使えるので、ステッカーを貼らなくても問題ないという判断なのでしょうか。