今回の画像は、サンデン交通の344です。
2004年に導入された日野自動車製のレインボーHRで、新下関営業所に所属していると思われます。サンデン交通でレインボーHRは新下関・小月営業所に多く在籍しており、特に新下関営業所はサンデン交通の営業所(高速路線中心の東駅を除く)の中で唯一大型車のノンステップバスは在籍していません。2009年にはレインボーHRで中型ロング車も導入されています。
塗装は青一色のノンステップバス専用塗装が採用されています。このノンステップバス専用塗装は現在は廃止されている海響館線(下関駅~海峡メッセ~海響館~唐戸)の専用塗装をアレンジしたものです。海響館線専用塗装に入っていた魚などは描かれていませんが、【人と地球にやさしい ノンステップバス】の表記が目立ちます。
行き先表示のLEDは3面に設置されています。ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はノンステップで、車内は最前列が1+1列、中ドアより前の最前列以外は1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。モケットの柄は下関柄のものが採用されています。日本バス協会の新しいステッカーは中ドアの後ろ側に貼られています。