今回の画像は、九州産交バスの194です。
2002年に導入されたと思われるエアロバスで、熊本営業所に所属しているようです。この車輌は主に福岡~熊本の“ひのくに号”で使用されています。“ひのくに号”で使用されているということで、ドアが折戸になっているのが特徴でしょうかね。撮影時は植木インター経由便で使用されており、この幕はノンストップ便用でしたが、ノンストップの案内の終了で、【ノンストップ】の表記が消されています。
塗装については九州産交バスの高速バス用の標準塗装が採用されています。ただ、最近導入された車輌は広告貼り付けの為か、4色のラインや【Kyu San Ko】の文字がずれているので、この車輌とは若干印象が異なります。この車輌も側面にひのくに号100往復の広告が貼られている為に文字が一部隠されてしまっています。
側面窓は1・5番窓が固定窓、2~4番窓がT字窓の組み合わせになっています。車内は2+2列のリクライニングシートが並んでおり、補助席も設置されています。トイレについてはドア側の後部に設置されており、その部分の窓には黒色のフィルムが貼られています。方向幕は前面(行灯部分)・側面(ドア横)・後部の3箇所に設置されており、後部の方向幕はトイレの設置場所の関係で若干運転席側に寄って取り付けられています。“ひのくに号”では西鉄担当便の場合はnimocaでの使用は可能ですが、九州産交便ではnimocaは使えず、熊本のバスカードである“TO熊カード”での運賃支払いが可能になっています。