今回の画像は、西鉄バス北九州の4587です。
前面・側面に書かれている社番から判断すると、1991年式だと思われるエアロスターシャーシのB-Ⅱ(58MC)で、戸畑自動車営業所に所属しているようです。年式などを考えると、この車輌はあまり先が長くないと個人的には思います。この車輌よりも少し新しい1992年式の電車代替色だったJMの中にも廃車される車輌が出てきているようですし。
行き先表示については導入当初は方向幕でしたが、LEDに改造されています。側面のLEDの周囲が白くなっているのが方向幕→LEDに改造された車輌の特徴でしょうか。前面のLEDの横には方向別の色幕が取り付けられているのが西鉄バスの車輌の特徴の1つになっています。塗装は一般路線用の旧塗装が採用されており、現行のスマートループに更新されることは無いでしょう。
側面窓には逆T字窓が採用されています。ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の西鉄では標準的な組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっているようです。西鉄グループ・昭和バスなどで使用できるnimocaでの運賃支払いも可能になっており、そのステッカーが前面ナンバープレート下・側面(中ドア横)に貼られています。そういえば、nimocaって今年12月に大分の3社(大分バス・大分交通・亀の井バス)でも導入されるらしいですね。