今回の画像は、両備ホールディングスの9224です。
社番から判断すると1992年式のエアロスターMで、桑野営業所に所属していると思われます。撮影時は天満屋発の岡山駅・市役所・大元駅・下中野・汗入経由の重井附属病院行きで使用されていました。桑野営業所に所属しているということで、標準尺よりも少し短いK尺が採用されています。
塗装は両備バスでの2世代前の白・青・緑の塗装のままになっています。行き先表示については方向幕からLEDに改造されており、側面の行き先表示については以前は窓1枚分の大型のものが採用されていた為、LEDの周囲には黒いフィルムが貼られています。側面のLEDは両備バスでは標準的なフリーパターン式のものが採用されています。前面にはスリーダイヤとFUSOのマークも取り付けられています。
側面窓には逆T字窓が採用されています。床はツーステップで、車内は最前列が1+2列、それ以外は2+2列の着席定員重視の座席配置になっています。座席自体は青色系のモケットのハイバックシートが採用されています。岡山の路面電車・バスで使用可能なICカード“Hareca”にも勿論対応しており、前面・側面(後ドア横)にはそのステッカーが貼られています。