今回の画像は、西鉄高速バスの3155です。
前面・側面にある社番から判断すると1996年式だと思われるエアロバスシャーシのS型で、北九州支社に所属しています。この車輌は福岡(天神)~下関の“ふくふく天神号”の専用車として活躍しています。福岡所属のふくふく号専用車は一部B型高速車に置き換えられていますけど、ふくふく号用の北九州の車輌もいずれはB高に置き換えられるんでしょうね。
塗装は西鉄の近距離高速バス用の標準塗装が採用されています。ふくふく号は西鉄高速バスの直営路線ということもあって、西鉄のロゴには“Group”の文字も加えられています。方向幕は前面・側面(ドア横の腰部)・後部の3箇所に設置されており、前面窓には車内から【福岡⇔下関】のプレートも掲示されています。
側面窓は全てT字窓になっており、ドアには折戸が採用されています。車内は2+2列のリクライニングシートが縦に11列並んでおり、補助席も設定されていると思われます。福岡~下関は所要時間が1時間40分ほどということもあって、トイレは設置されていません。ただし、代走等でさせぼ号用の車輌がふくふく号で運用される時はトイレ付の車輌も来ます。nimocaやバスカードは使えず、カードリーダーも設置されていません。