今回の画像は、長崎県交通局の9A11です。
社番から判断すると1997年に導入されたと思われるブルーリボンで、長与営業所に所属しているようです。この車輌は県営バス初のスロープ付車輌になるようで、特に前面の車いすマークの広告板がとても印象的だと思います。側面の中ドア横の車いすマークも通常に比べればかなり大きくなっており、スロープ付バスであることが分かりやすくなっています。
行き先表示の方向幕は3面に設置されていますけど、前面の方向幕の両側には車いすステッカーが貼られ、前面の方向幕の横に長崎スマートカードに対応している黄色いステッカーを貼ることが多い県営バスではなんと一部が方向幕にかかる感じでスマートカードのステッカーを貼っているのが特徴でしょうか。画像では本原の“原”の字の一部が見えなくなっていますけど、そこまで影響は無さそうですね。
ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。側面窓は逆T字窓が採用されていますが、逆Tの部分が最近の車輌に比べると大きいように思います。車内は背もたれが高めのシートが並んでいるようです。NBAのステッカーは前ドアの後ろ側の腰部に貼られています。