今回の画像は、広島交通の764-13です。
側面に表記されている社番から判断すると、2001年式のUAシャーシのB-Ⅱ(96MC)で、緑井営業所に所属しているようです。この車輌は2001年式ながらツーステップ車になっており、広島交通での新車導入のツーステップ車はこのグループが最後になるようです。この年式でもツーステップ車なのは低床化による座席数の減少などを懸念していたのでしょうかね。
この車輌は短尺車になっており、やはり長尺車に比べるとかなり短い印象を受けます。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ側)・後部の3箇所に設置されており、側面の方向幕については広交では標準的な大型のものが採用されています。
側面窓は全てT字窓で、ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。車内は中ドアより前が1+2列中心、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっています。座席自体は赤色系のモケットのハイバックシートが採用されています。広島の路面電車・バス等で使用可能なICカード“PASPY”に対応しており、前面・側面(中ドア横)にはそのステッカーも貼られています。