今回の画像は、西日本鉄道の9379です。
社番から判断すると2005年式だと思われるスペースランナーRAで、車体にはB-Ⅰが採用されています。年式の割にナンバーが新しく2009年後半に登録いますが、この車輌は当初は福岡に配置されていたようですが、2009年後半に北九州から転属になったことに伴って、北九州ナンバーに変更されています。この車輌は直結クーラーに変更される前のタイプのようです。
この車輌は天神~小倉の福北ラインで使われており、撮影時はその中でも一番所要時間が長い“いとうづ号”で使用されていました。行き先表示の方向幕は3面に設置されており、一般路線車ではLED化が進む西鉄ですが、B高を含む高速車では現在でも方向幕を採用し続けているのが特徴でしょうか。福北ラインの場合は主に3つの系統に分けられるので、その判断に方向幕の色が使われやすいでしょうね。
側面窓んはメトロ窓が採用されていますが、開閉できないように棒が取り付けられています。車内は2+2列のリクライニングシートが並んでおり、座席のモケット自体は青色系のものが採用されています。当然ながらトイレは設置されていません。nimocaでの運賃支払いも可能になっており、前面ナンバープレート下と前ドアの後ろにそのステッカーが貼られているのも確認できます。