今回の画像は、南国交通の379です。
装着されている「鹿児島200」ナンバーから判断すると2004年式だと思われるセレガRです。側面にエアポートシャトルの表記が入っている通り、鹿児島市内~鹿児島空港のエアポートシャトルの専用車として活躍しています。その中でも、撮影時は鹿児島空港始発で吉野・天文館・鹿児島中央駅・県庁前を経由する鴨池港行きで使用されました。吉野を経由したり、鹿児島中央駅より先に天文館を経由するので、鹿児島空港~鹿児島中央駅間でノンストップ便と比べると時刻表上で15分ほど時間が掛かるようになっています。
塗装は高速バスとほぼ共通の塗装ですが、エアポートシャトル・Airport Shuttleの表記が入っています。行き先表示の方向幕は前面(行灯部分)・側面(ドア横の腰部)・後部の3箇所に設置されています。ドアには折戸が採用されており、側面窓は1・5番窓が固定窓、2~4番窓がT字窓の組み合わせになっています。
車内は2+2列のリクライニングシートが並んでおり、補助席も設定されていると思われます。空港リムジンで使用されるということで、ドア側の最前列部分は荷物置き場になっているのが特徴でしょうか。エアポートシャトルの走行時間はあまり長くないので、トイレは設置されていません。Rapica等のICカードでの運賃支払いも可能になっているようで、ICカードリーダーも設置されています。