今回の画像は、西鉄バス北九州の6761です。
1992年の西鉄北九州線の砂津~黒崎の廃止の際の電車代替バスとして大量に導入されたJMのうちの1台で、現在も電車代替の1系統(砂津~黒崎・折尾)で主に使用されています。床はワンステップになっており、当時としては珍しいでしょうか。現在では同時期に導入された車輌でも一部は離脱しています。
元々のカラーリングは電車代替バス用のクリーム地に緑色のものですが、現在は全面に水色のnimocaの広告ラッピングがされており、非常に目立っています。nimocaのラッピングは西鉄バスでも福岡市内の車輌にいたり、西鉄電車の8000形にも施されていたと思います。全面が水色になっているということで、nimoca対応であることをあらわすステッカーが少し見にくいような印象も。
行き先表示は元々は方向幕でしたが、現在はLEDに改造されており、前面のLED横には方面別の色幕も取り付けられています。ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっているようです。側面の中ドアの周囲にはSUNQパスのステッカーが2枚も貼られているのも他ではあまりいないと思います。