今回の画像は、長崎県交通局の8E27です。
1996年式だと思われるエアロスターMで、長与営業所に所属しているようです。県営バスの新車導入のエアロスターMの中では末期の車輌になるのではないかと思われます。撮影時は県営バスでは珍しい系統番号が付けられた路線で使われていましたけど、県営バスでは循環系統にのみ系統番号が付けられているようです。側面の方向幕も循環系統であることが分かりやすい表示方法になっています。
同じ年に導入された同型式車の中には西工ボディの車輌も在籍していますが、この車輌は純正ボディになっています。前年までは前後ドア車での導入でしたが、この年からは中ドアが4枚折戸の前中ドアにドア配置が変更されています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ側)・後部の3箇所に設置されており、側面窓は銀色サッシの2段窓になっています。
カラーリングについては県営バスの一般路線車では標準的な真っ赤な塗装になっています。車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっており、シート自体にはハイバックシートが採用されています。長崎スマートカードでの運賃支払いも可能になっており、前面の方向幕横と側面の中ドア横にはそのステッカーも貼られています。