今回の画像は、鹿児島交通の922です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」から判断すると2009年に国際興業バスから移籍してきたと思われるキュービックです。撮影時は山形屋バスセンター発で天文館・鹿児島中央駅・脇田・谷山駅・伊作を経由する加世田行きの準急バスで使用されていました。この加世田行き準急は側面の方向幕で分かるように、途中の谷山駅までは一部バス停を通過するようですが、谷山駅以南では各停留所で乗降できるようになっているようです。
加世田行き準急ではトップドア車が使用されることもあるようですが、このキュービックは国際興業バスからの移籍車ということで、トップドア車に比べると車内の設備のレベルは落ちるでしょうか。カラーリングは鹿児島交通の一般路線用の標準塗装になっています。
行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前側)・後部の3箇所に設置されており、方向幕の周囲が青いのは国際興業バスからの移籍車の特徴でしょうか。側面窓は黒色サッシの2段窓で、ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け主体のローバックシートが並んでいると思われます。NBAのステッカーが側面窓の一番前に貼られているのも確認できます。