今回の画像は、熊本市交通局の2319です。
1989年式だと思われるいすゞ・キュービックシャーシのB-Ⅱで、側面の表記から判断すると小峯営業所に所属しているようです。この車輌は既に20年以上活躍しており、熊本市営バスの車輌の中でも古参の部類に入るのではないでしょうか。1989年式の車輌はいすゞ+西工の組み合わせが多い印象。
カラーリングには熊本市営バスのツーステップバスの標準塗装が採用されています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前側)・後部の3箇所に設置されています。広告枠がある関係で、側面の“熊本市営”の表記が他の車輌に比べると文字の間隔が狭くなっています。熊本市営バスの車輌は路線毎に前面に動物のイラストが描かれたプレートを掲示しているのが特徴でしょうか。
側面窓は逆T字窓になっており、ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の熊本市営バスのツーステップバスでは標準的な組み合わせになっています。車内は中ドアより前が1+1 or 1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。