今回の画像は、サンデン交通の121です。
2001年式だと思われる日野・レインボーHRで、新下関営業所に所属しています。この車輌は去年12月に新設されたゆめシティ線(新下関駅⇔ゆめシティ)の専用車として連番の122と共に活躍していましたが、今年4月にゆめシティ線が減便になった際にこの121はゆめシティ線の専属から外れて、再び下関駅前にも顔を出すようになりました。撮影時は下関駅始発で筋川・武久・山の田・大学町・川中豊町・新下関駅経由の石原車庫行きで使用されていました。
カラーリングは海響館塗装になっており、最近のサンデン交通で採用されているノンステップバス専用塗装とは少し異なっています。行き先表示のLEDは前面・側面・後部の3箇所に設置されており、この車輌がサンデン交通では初めて行き先表示にLEDを採用した車輌になるのではないでしょうか。側面LEDの下には“ノンステップバス”と書かれたステッカーが貼られています。
前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はノンステップで、車内は最前列が1+1列、最前列以外の中ドアより前は1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シートのモケットは最近のものとは異なるグレー系のものが採用されています。車内前方の運賃表は50コマのデジタル式のものが採用されていると思われます。