今回の画像は、両備ホールディングスの0031です。
1986年式だと思われるエアロスターMで、玉野営業所に所属しているようです。両備バスの車輌の中でも最古参だと思われる車輌で、2010年10月上旬の時点で活躍している所を撮影できたので、現在でも在籍していると思われます。撮影時は岡山駅発渋川行きの系統で使用されるところだったようですが、「渋川荘」の方向幕は他の車輌ではあまり見られない気がします。
カラーリングは両備バスの一般路線用の旧塗装になっています。導入当初は更に1つ前の白・緑・青の塗装になっていたと思われますが、2000年の車体更新の際に塗り替えられたのでしょう。方向幕は前面と側面(後ドアの前側)に設置されており、後部には行き先表示の類はありません。側面の方向幕は両備バスでは標準的な大型のものが採用されています。
側面窓は2段窓で、前ドア・中ドア共に2枚折戸が採用されています。床はツーステップで、車内は最前列が1+2列、それ以外は2+2列の座席配置になっていると思われます。Hareca等のICカードでも運賃支払いは可能になっており、側面の後ドア横にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。「岡22ナンバー」車も現在ではかなり数を減らしている印象です。