海峡を越えた先には

発車標・バスの画像を掲載しています。

岡山電気軌道 9511

イメージ 1

今回の画像は、岡山電気軌道の9511です。

1995年式だと思われるエアロスターMで、桑野営業所に所属しています。この車輌は2010年9月までは両備ホールディングスの車輌でしたが、2010年10月に桑野営業所が岡山電気軌道に移管されたことによって、この車輌も岡山電気軌道に移籍しています。前後ドア車で“岡電バス”というのもまだ個人的に違和感があります。

カラーリングは両備バスの旧塗装が基本になっていますが、岡電バスへの移管の際に前面の“Ryobi”のロゴが消されたり、側面の社名表記が“両備バス”から“岡電バス”に変更されています。行き先表示のLEDは前面・側面(後ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されています。導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLEDに改造されています。側面のLEDは両備・岡電では標準的なフリーパターン式のものが採用されています。

側面窓は逆T字窓で、ドアについては前ドア・後ドア共に2枚折戸になっています。床はツーステップで、車内は最前列が1+2列、それ以外は2+2列の座席配置になっていると思われます。座席自体は青色系のモケットのハイバックシートになっています。シートのモケットは最近交換されたようで、両備・岡電の最近の新車で採用されているものと同じ柄になっており、両備・岡電の前後ドア車でこの柄のモケットになっているのはこの車輌が今のところ唯一になるのではないでしょうか。

車番;岡山22 か 3837
社番;9511
所属;岡山電気軌道 桑野営業所
車輌型式;U-MP618K/1995年

LED表示;可(方向幕からの改造)
車いす対応;不可
ICカード使用;可

撮影時運用;回送
撮影場所;岡山駅東口バスターミナル

備考;ツーステップバス/元両備ホールディングス