今回の画像は、長崎県交通局の9S11です。
2009年に横浜市交通局から移籍してきたと思われるいすゞ・キュービックシャーシの7Eで、矢上営業所に所属しています。少し前までは県営バスは移籍車を導入していませんでしたが、2009年からは移籍車も導入するようになっており、一般路線用だと7Eの他にエアロスターやキュービックも導入されているようです。県営バスの7Eボディはこの9S11が初めての導入になると思われます。
カラーリングは赤色一色にポポルも描かれた県営バスの標準的な塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面・後部の3箇所に設置されています。横浜市営バス在籍時には側面の方向幕は前ドアのすぐ後ろに設置されていましたが、県営バスの一般路線では中乗りが基本ということで、側面のLEDは中ドアの前に設置されています。側面の1番前の窓枠にはそこに方向幕があった名残もあります。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は青色系のモケットのシートが並んでいるようです。前面のLED横と側面の中ドア横に青色の車いすのステッカーが貼られていることから、車いすの乗降にも対応しているようです。