今回の画像は、サンデン交通の515です。
2006年頃に国際興業バスから移籍してきたと思われるいすゞ・キュービックで、北浦営業所に所属しています。撮影時は幡生駅始発で中央工高前・元町・丸山町・入江口を経由する下関駅行きで使用されていました。この車輌は山口ナンバー時代に導入された車輌で、サンデン交通における国際興業バスからの移籍車の中でも山口ナンバー時代に移籍してきた車輌は3台(515、520、526)しかいません。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっていますが、最近になって画像のように両側面・後部に典礼会館の広告ラッピングが貼られました。このラッピングは4台ほど貼られており、下関駅前でも見かける機会は多い印象。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、移籍の際に方向幕からLEDに改造されたと思われます。
側面窓は逆T字窓で、前ドアが2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっており、中ドアより前では一部が横向きシートになっています。座席数は少ないですが、シート自体はハイバックシートになっており、移籍の際に座席のモケットは下関柄のものに張り替えられています。なお、この515の国際興業バス時代の社番は8008だったようです。