今回の画像は、九州産交バスの2993です。
装着されている「熊本22ナンバー」から判断すると、1995年式だと思われる日産ディーゼル・UAシャーシの7Eで、大津営業所に所属しているようです。撮影時は出村・東バイパス・県庁・水前寺公園を経由する交通センター行き県24系統で使用されていました。
カラーリングは産交の一般路線用の標準塗装になっていますが、側面の中ドアより後ろにはダイドードリンコの広告ラッピングがされているのが特徴でしょうか。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、後部の方向幕はこの頃はまだ前面のもの並の大型のものは採用されておらず、標準サイズのものが設置されています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列中心、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会のステッカーは前ドアの後ろに貼られているのも確認できます。