海峡を越えた先には

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サンデン交通に今年やってきた移籍車

2010年もこの記事を書いている時点で残り1日となりました。この記事では今年サンデン交通に移籍車としてやってきた全車種(路線用に限る)を紹介したいと思います。2009年には国際興業バスからの移籍車が多くサンデン交通には入ったわけですが、2010年には国際興業バスからの移籍車が1台も入らないという結果になりました。

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KC-LV380N/相鉄バスからの移籍車

5081~5083の3台が投入されました。相鉄からは2008年までに7EやエアロスターMがサンデン交通に移籍しており、5046以降2009年は移籍していなかったわけですが、2010年は久し振りに元相鉄車がやってきました。この3台はツーステップ車で、後で紹介するワンステップの5089~5092とは外観が異なっています。

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KC-MP317K/川崎市交通局からの移籍車

5084・5085の2台が投入されました。ニューエアロスターの移籍車は2009年の江ノ電バスからの3台がいますが、そちらと比べるとセーフティウィンドウの有無や尺の違い(江ノ電は標準尺、川崎市は短尺)という違いがあります。個人的に5085は比較的よく見かけるのですが、5084はあまり見かけなかったり…。

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KC-UA460LSN/西武バスからの移籍車

5087の1台のみが投入されました。首都圏からの移籍車ながら、中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列という座席数の多さが特徴で、西武バス在籍時からこの座席配置だったようです。サンデン交通に在籍する一般路線用の中では、都営バスからの都市新バス仕様車以来の座席数が多い車輌になっています。なお、この5087がサンデン交通で唯一の西武バスからの移籍車だと思われます。

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KC-UA460HAN/明石市交通部からの移籍車

5089の1台のみが投入されました。最初にこの車輌を下関市内で見た時は驚きました。サンデン交通における西工B-Ⅱ(96MC)の標準塗装車はこの1台のみで、今でも個人的には新鮮に感じます。ワンステップ車になっており、中ドアは4枚折戸になっています。

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KC-LV380L/相鉄バスからの移籍車

5090~5092の3台が導入されました。相鉄からの移籍車でも先述の5081~5083とは異なっており、床はワンステップで、側面窓も逆T字窓になっています。ただ、側面のLED部分の窓については移籍の際に逆T字窓からT字窓に改造しているのが個人的には気になります。5089は山口ナンバーでの登録(=長門の所属?)になっており、サンデン交通の5000番台での山口ナンバーの移籍車は5089が初めてだと思われます。


ということで、これで今年サンデン交通に移籍車としてやってきた一般路線車の全車種を紹介したことになります。来年はどんな車輌がサンデン交通にやってくるのでしょうね?一般路線用の新車は例年1~2月に投入されるので、それも気になります。