今回の画像は、サンデン交通の5058です。
2009年式だと思われるスペースランナーRAで、車体にはE-Ⅱが採用されており、東駅営業所に所属しています。撮影時は東駅営業所から下関駅まで回送しているところで、その後は下関駅始発で北九州空港行きのエアポートバスで使われるところだったようです。この車輌は2009年4月に下関・門司港~北九州空港線から西鉄バス北九州が撤退し、本数はそのままでサンデン交通の単独運行になる際に導入されたようです。
カラーリングはサンデン交通の昼行高速バス用の標準塗装になっていますが、側面には「北九州空港エアポートバス」のステッカーが貼られており、下関・門司港~北九州空港線の専用車であることが分かります。行き先表示は前面の行灯部分、側面のドア横腰部、後部の窓部分の3箇所に設置されています。直結クーラーが採用されており、床下のトランクは3スパン確保されています。
側面窓はT字窓で、窓はスモークガラスになっており、車内のカーテンは省略されています。車内は横2+2列のリクライニングシートが縦に11列並んでおり、補助席も設定されていると思われます。勿論トイレは設置されていません。シートのモケットには青色系の下関柄のものが採用されています。車内の運賃表は70コマのデジタル式のものが採用されていると思われます。