今回の画像は、サンデン交通の530です。
2006年頃に神奈川中央交通から移籍してきたと思われるエアロスターMで、北浦営業所に所属しています。撮影時は川棚温泉始発で黒井・豊洋台前・安岡・綾羅木・山の田・東駅・唐戸経由の下関駅行きで使われていたようです。サンデン交通における神奈川中央交通からの移籍車は5台ほどで、少数派の印象。
カラーリングはサンデン交通の一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、移籍時に行き先表示は方向幕からLEDに改造されているようです。側面窓には銀サッシの2段窓が採用されています。元神奈川中央交通のエアロスターMは前面のセーフティウィンドウが省略されているのが特徴でしょうか。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+1列中心、中ドアより後ろは1+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットについては青色系の下関柄のものが採用されており、移籍時に張り替えられたようです。日本バス協会のステッカーは中ドア横の側面窓に貼られているのも確認できます。