今回の画像は、西鉄高速バスの3183です。
社番から判断すると、1996年式だと思われるエアロバスシャーシのS型で、北九州支社に所属しているようです。撮影時はサンデン交通東駅営業所から下関駅まで回送するところで、その後、下関駅始発で唐戸・東駅・蔵本・中洲を経由する天神バスセンター行きの「ふくふく天神号」で使われていました。
年式の割に「北九州200ナンバー」がかなり新しいですが、以前は「福岡200か・968」でしたが、最近北九州支社に転属したようです。この車輌は以前から「ふくふく天神号」の専用車として活躍していましたが、今日(2月16日)行われたダイヤ改正によって、西鉄高速バス北九州支社の担当する便が増えたのでしょうかね。
カラーリングは西鉄の近距離高速バス用の標準塗装になっています。側面窓の1・2番窓には「ふくふく天神号」の宣伝の文字が入っています。北九州支社への転属に伴って、側面の社名表記が「西鉄高速バス」に変更されたり、所属営業所の記号が「○高」から「○北高」に変更されています。行き先表示の方向幕は前面の行灯部分・側面のドア横腰部・後部の3箇所に設置されています。
側面窓は全てT字窓で、ドアは2枚折戸になっています。車内は横2+2列のリクライニングシートが縦に11列並んでおり、補助席も設定されていると思われます。下関~天神は所要時間が1時間40分であまり長くないということもあって、トイレは設置されていません。日本バス協会のステッカーは前ドアと側面窓の間に貼られているのも確認することが出来ます。