今回の画像は、大分バスの12795です。
2004年頃に東京都交通局(都営バス)から移籍してきたと思われる日野・ブルーリボンで、大分中央営業所に所属していると思われます。この頃の大分バスは首都圏のバス事業者からの移籍車を導入しており、都営バスからの移籍車も比較的多く見かける印象。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっていますが、側面には「さいき海の市場」の広告ラッピングがされており、ラッピングも青色系ということで、大分バスの車輌にこのラッピングは似合っている印象です。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、移籍の際に方向幕からLEDに改造されているようです。都営バス在籍時は前ドアのすぐ後ろに側面の方向幕が設置されていましたが、大分バスは中乗りが基本ということで、側面の行き先表示の場所は移設されています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。都営バスからの移籍車ということで、短尺のL尺が採用されているようです。床はツーステップで、車内は1人掛け中心のローバックシートが並んでいると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されており、大分柄のものにはなっていません。日本バス協会のステッカーは側面のドア横の腰部に貼られています。