長崎県交通局 0S20
今回の画像は、長崎県交通局の0S20です。
局番等から判断すると、1998年式だと思われるいすゞ・キュービックで、矢上営業所に所属しているようです。撮影時は矢上団地・ジャスコ前・中央橋・大波止経由の長崎駅前行きで使用されていました。年式の割に長崎ナンバーがかなり新しいですが、この車輌は横浜市交通局からの移籍車で、純正ボディのキュービックは2010年に県営バスに移籍してきたグループが最初になると思われ、個人的にはまだ県営バスカラーのキュービックには少し違和感があります。
カラーリングは県営バスの一般路線用車輌では標準的な真っ赤な塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されています。横浜市営バス在籍時は側面の行き先表示は前ドアのすぐ後ろにあったようですが、県営バスの一般路線は中乗りが基本ということで、乗客が見易い現在の位置に行き先表示が移設されており、前ドアの後ろにはその名残もあります。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。車内は青色系のモケットが張られたシートが並んでおり、前面のLED横に車いすステッカーが貼られていることから考えると、車いすの乗降にも対応しているようです。日本バス協会のステッカーは中ドアの後ろの窓部分に貼られているのも確認できます。