今回の画像は、南国交通の21です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」から判断すると、1999年式だと思われる日野・ブルーリボンHUで、鹿児島営業所に所属しているようです。撮影時は吉野ゴルフ場始発で鹿児島駅前・天文館・鹿児島中央駅・田上・池田高校前・松元経由の入佐行き18番で使用されていました。この車輌は南国交通のKC-規制のブルーリボンの中でも最後に導入されたグループだと思われ、同時期にこの車輌を含めて3台が導入されています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されています。以前は方向幕に行先番号は書かれず、行先番号が書かれたボードを運転席の前に掲示していましたが、最近は行先番号を方向幕の中で表示するタイプも登場しているようです。
側面窓はメトロ窓で、前ドア2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は赤色系のモケットのハイバックシートが採用されています。日本バス協会のステッカーについては側面方向幕下の窓部分に貼られているのが確認できます。