今回の画像は、西鉄バス北九州の3606です。
社番等から判断すると、2001年式だと思われるエアロスターシャーシのB-Ⅱ(96MC)で、小倉自動車営業所に所属しているようです。撮影時は砂津始発で小倉駅前・魚町・金田二丁目・到津の森公園前・七条経由の鞘ヶ谷方面行き7番で使用されていました。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっており、いずれはこの3606も現行塗装のスマートループに塗り替えられてしまうのでしょうか。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。側面のLED周囲が白くなっているのは同社の方向幕からLEDに改造された車輌の特徴でしょうか。
側面窓はこの頃はまだ逆T字窓を採用しており、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。車いすの乗降にも対応しており、前面・側面には北九州市独自の黄色い車椅子ステッカーが張られているのも確認することが出来ます。