今回の画像は、大隅交通ネットワークの1033です。
2009年頃に「鹿児島200ナンバー」で登録されたと思われるいすゞ・キュービックです。撮影時は牧之原始発で広瀬・加治木団地・重富・仙巌園前・鹿児島駅前・天文館経由の鹿児島中央駅行きで使用されていたようです。この車輌は国際興業バスからの移籍車で、型式は「KC-LV380L」だと思われます。大隅交通ネットワークにも国際興業バスからの移籍車が在籍しているのはこの車輌を撮影するまで知りませんでした。
カラーリングについては鹿児島交通と同じような塗装になっていますが、鹿児島交通の車輌は側面に英語の表記(KAGOSHIMA KOTSU)があるのに対して、大隅交通ネットワークの車輌はそれがありません。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、方向幕の周囲が青いのは国際興業バスからの移籍車の特徴になるでしょうか。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引戸の組み合わせに鳴っています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心のローバックシートが並んでいるようで、移籍の際に座席の増設等は行われていないと思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。