今回の画像は、呉市交通局のH951です。
局番等から判断すると、1995年式だと思われる日野・セレガFDです。撮影時は広島バスセンター始発で海田大橋・広島熊野道路経由の昭和支所行き急行で使用されていました。導入当初は貸切車として使用されていたようですが、現在は広島⇔焼山の急行バスで主に使用されています。
カラーリングは標準塗装になっていますが、前面・側面には「急行」の文字があるのも確認できます。行き先表示の方向幕は前面の行灯部分のみに設置されており、側面はサボにて運行区間を掲示しています。側面窓は全てT字窓になっています。
ドアはスイング式のものが採用されています。車内は横2+2列のリクライニングシートが縦に11列並んでおり、トイレは設置されていません。広島⇔焼山は所要時間が1時間程度のようなので、トイレが無くても大丈夫でしょう。PASPY等のICカードでの運賃支払いが可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られています。日本バス協会の会員証は側面の1番窓に貼られているのが確認できます。