今回の画像は、長崎県交通局の8E25です。
局番等から判断すると1996年式だと思われるエアロスターMで、長与営業所に所属しているようです。撮影時は中央橋・市役所前・長崎駅前・浦上駅前・三原団地・西山台団地を経由する循環系統の6番で使用されていました。県営バスは循環系統にのみ系統番号が付けられています。
カラーリングは一般路線用では標準的な真っ赤な塗装になっており、県営バスのキャラクターであるポポルも描かれています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、循環系統の場合は側面の方向幕も循環線であることが分かりやすいレイアウトになっています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は青色系のモケットのハイバックシートが採用されているようです。日本バス協会の会員証については前ドア横の腰部に貼られているのが確認できます。