今回の画像は、大阪空港交通の865です。
装着されている「大阪200ナンバー」から判断すると、2002年式だと思われるエアロバスです。撮影時は大阪市内と大阪空港を結ぶリムジンバスで使用されていました。大阪空港交通は阪急バスの子会社ということで、以前は三菱ふそう+西工ボディの組み合わせの車輌が多かったですが、最近では純正ボディの車輌も多く投入されており、この865は同社の乗合車としては初の純正ボディのエアロバスのようです。
カラーリングは同社のリムジンバスの標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面の行灯部分、側面のドア横腰部、後部窓部分の3箇所に設置されています。他社の空港リムジン用車輌は直結式クーラーを採用している場合が多いですが、大阪空港交通の場合はサブエンジン式クーラーの車輌が主力になっており、トランクは2スパン確保され、スライド扉が採用されています。
側面窓は1・5番窓が固定窓、2~4番窓がT字窓の組み合わせになっています。車内は横2+2列のリクライニングシートが縦に11列並んでおり、補助席も設定されていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。車内にトイレは設置されておらず、主に近距離路線で使用されているようです。