今回の画像は、岡山電気軌道の892です。
装着されている「岡山22ナンバー」から判断すると、1990年式だと思われるエアロスターシャーシのB-Ⅱ(58MC)で、桑野営業所に所属しているようです。この車輌は以前は岡南営業所に所属していましたが、桑野のエアロミディMKとトレードされ、桑野営業所に転属しています。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっており、桑野営業所の車輌は両備カラーの車輌が大半なので、この塗装の車輌が桑野営業所の所属というのは少々違和感がありますね。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。側面窓は銀サッシの2段窓になっており、腰高な印象。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については側面窓の1番前に貼られているのを確認することが出来ます。