今回の画像は、サンデン交通の5033です。
装着されている「下関230ナンバー」から判断すると、2008年頃にサンデン交通にやってきたと思われるいすゞ・キュービックで、北浦営業所に所属しているようです。撮影時は下関駅始発で筋川・武久・山の田・幡生駅・丸山町を経由して下関駅に戻ってくる丸山循環で使用されていました。この車輌は国際興業バスからの移籍車で、サンデン交通では国際興業バスからの移籍車が多く在籍しています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面、側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。LED式行き先表示の周囲が青いのが国際興業バスからの移籍車の特徴でしょうか。側面窓は黒サッシの2段窓で、移籍の際にスモークフィルムが貼られています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっており、中ドアより前には一部横向きシートもあります。シートのモケットは移籍の際に青色系の下関柄のものに張り替えられています。日本バス協会は中ドアの後ろに貼られていますが、この車輌は何故か2枚も貼られていました。