今回の画像は、広島交通の798-85です。
側面に記載されている社番等から判断すると、2008年式だと思われる日産ディーゼル・スペースランナーRAで、車体にはB-Ⅰ(96MC)が採用されており、高陽営業所に所属しているようです。撮影時は広島駅始発で広島バスセンター・牛田新町・中小田・下岩ノ上・地区センター経由深川台行きで使用されていました。広交の新車の大型車の西工ボディといえば、B-Ⅱの印象が強いですが、このグループ以降はB-Ⅰが導入されています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されています。側面のLED周囲が白いのは広交の車輌の特徴になるでしょうか。側面窓には逆T字窓が採用されています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1+2列中心、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シート自体は赤色系のモケットのハイバックシートが採用されているようです。PASPY等のICカードによる運賃支払いも可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られています。