今回の画像は、九州産交バスの３０７８です。
装着されている「熊本22ナンバー」から判断すると、1996年式だと思われるいすゞ・キュービックシャーシのB-Ⅰで、大津営業所に所属しているようです。撮影時は武蔵ヶ丘車庫前始発で出村・松の本・西原・熊本県庁前・水前寺公園前経由の交通センター行き県24系統で使用されていました。産交の西工58MCボディとしてはこのグループが最後の導入になるでしょうか。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、後部に方向幕は最近の産交では標準的な前面のもの並の大型のものが採用されています。後部の行き先表示が大型化されたのはこのグループが最初でしょうか。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1＋2列、中ドアより後ろは2＋2列の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については前ドア横の腰部に貼られているのが確認できます。
