今回の画像は、鹿児島交通の919です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2009年頃に鹿児島交通にやってきたと思われるキュービックです。撮影時は鹿児島駅始発で天文館・鹿児島中央駅・新屋敷・郡元・イオン鹿児島・卸本町・交通安全教育センター経由の慈眼寺団地行き4番で使用されていました。この車輌は国際興業バスからの移籍車で、鹿児島交通には同社からの移籍車が多く在籍しています。
カラーリングはカラフルな椰子の木が散りばめられた一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、最近の移籍車でも行き先表示のLED化が行われないのが鹿児島交通の特徴でしょうか。
側面窓は黒色サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっており、移籍の際に座席の増設等は行われていないようです。シートは青色系のモケットのローバックシートになっています。日本バス協会の会員証については側面方向幕下の窓部分に貼られているのが確認できます。