今回の画像は、広島交通の833-81です。
社番等から判断すると、1998年式だと思われる日産ディーゼル・UAシャーシの7Eで、勝木営業所に所属しているようです。撮影時は広島駅始発で広島バスセンター・古市小学校前・中緑井・可部駅前・虹山団地経由の勝木台行きで使用されていました。年式の割に広島200ナンバーがかなり新しいですが、この車輌は西武バスからの移籍車のようで、最近の広交の一般路線車は移籍車の投入が中心です。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕だったと思われますが、後にLED化改造が行われています。側面窓は銀サッシの2段窓になっています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。移籍の際にシートの増設が行われ、シート自体も広交では標準的な赤色系のハイバックシートに交換されているようです。PASPY等のICカードによる運賃支払いも可能で、前面・側面にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。