今回の画像は、広島バスの720です。
装着されている「広島200ナンバー」等から判断すると、2009年頃に広島バスにやってきたと思われるエアロスターMです。撮影時は広島駅始発で八丁堀・紙屋町・平和記念公園・己斐経由のアルパーク行き25号線で使用されていました。この車輌は立川バスからの移籍車のようで、広島バスでの立川バスからの移籍車は3台程しか在籍していないようです。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっていますが、他の車輌と異なり前面の行き先表示周囲が黒色ではなく白色なので少し印象が異なります。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕だったと思われますが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は黒色サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われ、移籍の際にシートの増設が行われているようです。シートのモケットには赤色系のものが採用されています。日本バス協会の会員証については中ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。