今回の画像は、広島バスの207です。
装着されている「広島200ナンバー」などから判断すると、2003年式だと思われる日産ディーゼル・UAシャーシのB-Ⅰです。撮影時は広島駅始発で八丁堀・紙屋町・平和記念公園・己斐経由の商工センター行き25号線で使用されていました。広島バスは一般路線車で富士重ボディの車輌ばかり導入していましたが、このグループあたりから西工ボディでの導入になっています。
カラーリングはワンステップバス等の低床バス用の塗装が採用されており、前面・側面窓部分には「ワンステップバス」の表記もあります。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されています。側面窓は逆T字窓になっています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1+2列中心、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには赤色系のものが採用されているようです。PASPY等のICカードによる運賃支払いも可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られているのが確認できます。