今回の画像は、熊本都市バスの318です。
装着されている「熊本200ナンバー」等から判断すると、2004年頃に熊本にやってきたと思われるいすゞ・キュービックで、上熊本営業所に所属しているようです。撮影時は上熊本営業所始発で上熊本駅前・県立体育館前・壺井橋・市役所前経由の交通センター行き壺3系統で使用されていました。この車輌は東京都交通局から熊本市交通局に移籍し、上熊本営業所の都市バスへの移管に伴い、この車輌も異動になっています。
カラーリングは市営バスの塗装のままになっていますが、いずれは都市バスカラーに塗り替えられるでしょうか。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、都営バス在籍時は側面方向幕は前ドアのすぐ後ろでしたが、市営バス移籍時に現在の位置に移設されています。市営バス特有の系統毎の動物のイラストが入った板は都市バス移管後は「都市バス」の固定表示になっているようです。
側面窓は逆T字窓で、前ドアはグライドスライドドア、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。日本バス協会の会員証は前ドア横に貼られているのが確認できます。