今回の画像は、広島交通の849-95です。
社番等から判断すると、1999年式だと思われる日産ディーゼル・UAシャーシの7Eで、高陽営業所に所属しているようです。撮影時は広島駅始発で広島バスセンター・基町・不動院・上小田・諸木・中深川経由の深川台行きで使用されていました。この車輌は京浜急行バスからの移籍車のようで、2012年に広島交通に移籍してきています。最近の広交は移籍車が多い印象。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっており、前面等には「ワンマン」表示灯があるのも広島交通らしいところでしょうか。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、京急バス在籍時にLED化改造が行われていたようです。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が2+1列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は青色系のモケットのハイバックシートが採用されています。日本バス協会の会員証については中ドア横に貼られているのが確認できます。